コロナ対策で、ワクチン購入に際し、中国による執拗な妨害を受けながら、何とか乗り越えてきた台湾。
入国管理やマスク不足など日本より早く手を打って事態に対処した数々の例を見れば、医療制度で台湾がトップというのは納得です。
情報のデジタル化を最大限に活用し、日本より迅速な危機管理を実現していましたが、日本は、デジタル化が、なかなか進みません。
税務署へ出向かずに済む e-Tax の実現も、日本は台湾より何年も遅れを取りました。
ちなみに、日本は１３位、米国１５位、英国２７位、ロシア４２位、中国４６位。
反ワクチン派が全体主義国家だと憎悪し打倒の対象とする国々は、医療システムの評価が高く、彼等が高く評価するリーダーの国々は、医療システムの評価が低いという特質が見られます。
この Health Care Index は、各国における医療インフラと専門家、医薬品の入手可能性と費用、政府の準備状況など、医療システム全体の質を統計的に分析したものです。
医療専門家（医師、看護スタッフ、その他の医療従事者）の能力、費用 (一人当たり米ドル換算)、高品質の医薬品の入手可能性と政府の準備、環境、きれいな水へのアクセス、衛生状態、タバコの使用や肥満などのリスク要因に対して罰則を課す政府の姿勢など、他の要因も考慮されています。
このランキングは、世界 110 か国を 5 つの異なる健康指数に関して調査しています。
どの項目に重きを置くか、国民の満足度でも異なるでしょうが、一つの目安です。
