3/28 (木) 20:30 ~ 20:45 (15分) NHKEテレ
はしかの感染例が次々と報告されている。はしかは感染力が非常に強いのが特徴だが、子どものワクチン接種率はこの10年で最低に。どう対処すればいいのか徹底解説する。
高熱や発疹、ときに肺炎や脳炎などの重い合併症を起こす「はしか(麻しん)」。国内の感染例が次々と報告されている。実は、世界的に感染が拡大しており、2023年の世界の感染者は32万人と前年の1.8倍に増加した。
はしかは、すれ違っただけでも感染すると言われるほど感染力が非常に強いのが特徴だが、子どもの麻しん・風しん混合のMRワクチンの接種率はこの10年で最低に。はしかにどう対処すればいいのか解説する。
【講師】川崎市健康安全研究所所長…岡部信彦,【キャスター】岩田まこ都,越塚優
はしか(麻疹)で「亜急性硬化性全脳炎(SSPE)」という病気を発症することがあります。
SSPEは、感染したはしかのウイルスが中枢神経系に潜み、長い潜伏期間を経て発症します。
元気に暮らしていたにもかかわらず、急に日常の行動が出来なくなったり、異常な行動が目立つようになったりすることがあり、亡くなることもあります。
国立感染症研究所によりますと、はしかのウイルスに2歳未満で感染し、4年から8年の潜伏期間の後、6歳から10歳ごろに発症することが多いとされていますが、成人でも発症するケースもあるとしています。
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一度も麻疹・風疹ワクチンを接種していない世代なので、先日、夫婦で打ってきました。副反応はゼロでした。
都会では、ワクチン不足のため、希望する大人は、先ず抗体検査を5千円くらいで受け、数日後の結果で抗体が無いか少ないことが確認されたなら、接種を受ける資格があります。
ワクチン接種は、1人あたり約1万円×2回です。
定期接種期間中の子供は無料で、すぐ受けられるのに、受けさせない親が続出していることが、はしかの流行に繋がっています。
4週間以上空けて2回目の接種。