ニュージーランド政府から漏洩したというデータを元に、誤った解釈が流布され、日本人の中にも真に受けている人達がいます。
週刊新潮で「変見自在」を連載している高山正之氏も、1月4・11日新年特大号で「ワクチンを撃つ」と題し、ニュージーランドのことに触れ、反ワクチン運動に感化されている様子です。
「普段、お付き合いを戴いている仲間に」馬渕睦夫氏もおられ、仲間達と「時々集まっては・・・飲んだりする」由。
彼等の情報を鵜呑みにし、ろくな検証もせずに記事にしたのは、年末の飲み会で忙しかったのでしょうか?
もうろくしたとは思いたくないですが、検証好きの氏らしくもないでしょう。
FactCheck.orgは、問題のテーマに関しファクトチェックし、その内容を公開しています。
ワクチンによって世界中で1,300万人が死亡したという推測と分析を、専門家達は偽りだと判定しています。
新型コロナワクチンが1,000回の接種ごとに平均1人を死亡させているとか、その割合だと米国で67 万 5,000 人、全世界で約1,300万人が新型コロナワクチンで殺されたという説、その検証を、複数の専門家達が行っています。
流布されている説は、既存の証拠に反すると。
「その方法論は、極めて場当たり的、恣意的であり」
「ワクチン接種者と非ワクチン接種者の死亡率の比較について、全く理解されていない」
こうした見解の相違で、人々の道が決定的に分かれて行くのでしょう。
Flawed Analysis of New Zealand Data Doesn’t Show COVID-19 Vaccines Killed Millions - FactCheck.org