2、3日前にアップされたばかりの中国の映像です。
大型ショッピングセンターだけでなく、大都市や中小都市の街中も、中国にしては凄く閑散として、最近の写真や動画を見る度に驚きます。
それらが日本の映像ならまだしも、人口の多い中国ですから、明らかに大異変が起きています。
中国のショッピングセンター、客が激減
中国が、オウンゴールによる感染拡大、国難の最中、海外からのワクチン援助を断った理由について、台湾人医師の林 建良氏は、氏のメルマガ(ダイレクト出版 2023年1月)で、次のように書いています。
中国が海外のワクチンを断った4つの理由
4つ目の理由が最も邪悪です。
それは、人口改造。
中国において、今回のコロナで亡くなった人の8割は60歳以上の高齢者です。
つまり、中国の人口構造が、高齢化ではなく、若くなっていきますよね。
こうして、中国の人口問題は、ある意味で改善するのです。
「人口改造」と言える2つの証拠
これには、間接的に証拠が2つあります。
1つ目は、ワクチン接種の順番が中国は高齢者が一番最後であること。
日本やアメリカ、世界各国では、ワクチンを最初に受けるのは高齢者。
それは、死亡する可能性が一番高いからです。
しかし、中国では逆。
貴重な労働力を死なせないために、18歳以上の人間から打つのです。高齢者は死んでもしょうがない、ということではないでしょうか。
2つ目は、今までの制限の撤廃です。
今までの非常に厳しい規制、外国から入国した人間、飛行機や電車のルールなど…
これらを一切撤廃しました。
内部の指示としては、早く感染させろということなのです。
その結果、今の北京では火葬場は長蛇の列です。(2023年1月時点)
死体の安置のしようもなく、代わりにコンテナを使って、死体をその中に積み込むという、非常に悲惨な状態になっています。
つまり、たくさんの人が亡くなっているということ…
これは事実で、中国共産党の狙いなのです。
林 建良
更に、上海出身の在日中国人、王青氏は、中国のコロナワクチン接種状況を次のように解説しています。
◆高齢者の順番は最後
中国のワクチン接種は、18~59歳からスタート。
若い人は社会活動が活発で感染を抑える必要があるとの理由である(これはこれで当時評価されていた)。
反対に60歳以上の高齢者への接種の順番は最後。
また当時、筆者の知り合いが経営する介護施設では、スタッフ全員の接種が終わっていた時点で、入居者は一人も(接種を)受けていなかったと話していた。
特に在宅より介護施設に入居している高齢者の接種率が著しく低く、10%未満というのだ。
施設の入居者のワクチン接種率が総じて低いことで、悲劇を招いたと専門家は分析している。
王青 2022年05月22日 「洞察☆中国」 時事ドットコム
迷信深く頑迷固陋な老人達という理由もあるが、接種率の低さには、高齢者への接種は最後という国家の方針が深く影響したという。
そして、ワクチン接種は後回し、にされた老人達が大勢亡くなった。
それによって、年金や医療費といった国家負担が大幅に削減され、国家の若返りという人口改造に直結した。
欧米や日本等ではワクチン接種することで人口削減、人口改造が行われていると非難する人達がいる。そしてワクチンを即時廃止せよと。
しかし、中国ではワクチン接種しないことで、遅らせることで人口削減、人口改造が行われてきた現実がある。
働き盛りの人達は、工場やオフィスにいる。
仕事が無く金も無い若者達は、商店街に行く余裕もない。
時間や金に少しでも余裕ある高齢者達は、政策により、コロナで死んで行った。
これでは、街の活気が無くなるのは当然のこと。
人口の若年齢化で活気ある国家にという強引な政策で、老人達が居なくて逆効果。
スズメは害鳥だから無くせという国策で、大飢饉を招いたのと同じ構図らしい。
さすが、労働者の国、働かざる者食うべからず、唯物主義の精髄、真骨頂というべきか。
コロナで、ありのままの姿が、本質が露呈する。