メイの記録 Ⅱ

情報戦サバイバル

香港を切り捨てたドナルド・トランプは、ウクライナも台湾も切り捨てる

中国に対し、最初だけ強く出て、あっさり香港を見捨てたのは、当時のトランプ大統領

その調子で、彼はウクライナを見捨て、台湾を見捨てる。

 

中共の弾圧に激しく抵抗し、星条旗まで掲げて自由を求めた香港デモ。

それが2019年にあった時、アメリカ側はピリピリし、中国軍が香港近くまで押し寄せてきた状況下、香港は大事だから、アメリカとしても、もっとアクションを出しましょうという提言をトランプの側近がしたところ、トランプ大統領は「香港は、人口いったい何人だ」と聞き、700万ちょっとですと側近が答えると、「そりゃ13億の方が大事に決まってるだろう」と言って、香港をあっさり切ってしまった。

そうして中共は、香港の武力支配に、まんまと成功した。

 

ウクライナの3倍以上の人口を持つロシアの方が大事に決まってるだろう、と彼の数の論理では帰結する。

 

ドナルド・トランプは、決して弱者、人権、正義、民主主義の味方ではなく、SOSを発信する民衆を情け容赦なく切り捨てる。彼が世界の大局を見据えていないことは、香港問題で実証された。

彼が、カルト教団の教祖に似て、数字優先、経済優先のビジネスマン、見かけ倒しのナルシストであることは、香港問題への基本姿勢で露わになった。

 

世の中には、人々を簡単に切り捨てる教祖に惹かれたかと思うと、同タイプの政治家達に惹かれ、マンネリそのものなのに、進歩している、先見の明がある、正しいと自分を思っている人達がいるようです。

 

濃い内容ですが、お急ぎの方は、33分経過のところから御覧下さい。

 

【台湾次期総統に与党・頼清徳氏】対中“現状維持”を主張…中国の統一シナリオとは【日曜スクープ】(2024年1月14日) 

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