メイの記録 Ⅱ

情報戦サバイバル

南米アマゾンの女性指導者はコロナや偽情報とも闘う

昨年秋、ブラジルの国会議員に立候補して当選した南米アマゾンの女性リーダー

ソニア・グァジャジャラ  Sonia Guajajara

 

密林破壊者達と戦い、コロナウイルスパンデミックと戦い、反ワクチン派が垂れ流す偽情報と戦うアマゾンの女性リーダー。

 

生命力こそ逞しいが、外部からの感染に弱い原住民。

各部族から選ばれた重要な地位にある彼女は、率先的にコロナワクチンの接種を受けた。

接種した2~3時間後には、彼女がワクチンで死にそうだ、死んだという偽情報がネット上に拡散されていた。

多くの部族を率いる女性リーダーがコロナワクチンで死んだという、もっともらしい諸々のニュースを、彼女は元気ハツラツで目にすることとなった。

 

ジャングル内の過疎地ではあるものの、物を共用する大家族制の民にとって、ウイルス感染の機会は非常に多く、新型コロナによる死亡率が異常に高い事実を、彼女は心配している。

誤った情報を早く食い止めようと、彼女はインスタグラムで、自分は元気であり、すべての先住民はワクチン接種を受けるべきだと伝えた。


彼等の活力、生命力は驚異的に逞しいが、未知のウイルスには弱く、居住地から医療施設までの距離が非常に遠く、彼等が発症すると重症化や死亡しやすい。

新型コロナによる被害がブラジルの中でも原住民にとって深刻な中、反ワクチン派の影響が特に深刻化している。そのため、原住民の看護師達、教師達が率先してワクチン接種を受け、実証して見せている。

彼女は、各部族から選抜されたリーダーとして、コロナワクチンで病気にならず、死んでもいないことを実証して見せた。

 

その後は、選挙活動で忙しく飛び回り、昨年秋の選挙で、ブラジルの国会議員に当選し、初当選で閣僚に抜擢された。

世界で最も影響力のある百人に選ばれた人でもある。

 

ソニア以外の人々も、進んで受けている。



アマゾン原住民のリーダーがコロナワクチン接種後に死亡は、反ワクチン派による偽情報だった。

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ウイルスとフェイクニュース、ブラジル先住民リーダーは二正面で闘う

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