下水疫学調査の有効性。
下水の分析により、まだ症状が出ていない不顕性感染者を含む感染者総数の推定値を得ることが可能。
人を対象としたPCR試験と併用することで、感染流行の早期検知と早期警告に貢献できる。
米国では、新型コロナに限らず、他の感染症にも適用されており、はしかの流行をいち早く警告している。
現在、下水の分析により、比較的、新型コロナが下火状態なので、米国で通院などを控えている人は、今がチャンスとのこと。
薄い黄色は最小限の検出レベル
新型コロナウイルス 各州の下水レベル 2024年4月
日本では、従来の100倍の精度で検査できるとしながら、まだ普及していないようだ。
こうした危機管理に関しては、与野党一致して、早急に取り組む姿勢が求められている。
症状が出て、PCR検査を受けて確定する以前の、潜伏期の段階で検出して発生状態を知ることができるのが、下水疫学調査。