マスク着用は病院や医師の判断次第、方針次第という米国、豪州などは、自由意志と多様性を尊重していますが、それが本当に望ましいことでしょうか?
科学者のラッキー・トラン博士が、問題提起し続けています。
私達が充分に話し合っていない新型コロナウイルスの影響の 1 つは、医療現場でのマスク着用などの予防策が欠如しているために、いかに人々が医療を避けているかということです。
これは、新型コロナウイルスによる死亡や入院としては現れませんが、検査、診断、治療の遅れにより、がんなど、他の病気の死亡率が増加しています。
医院、病院すらも安全な場ではないと、なるべく行かないように敬遠し、その悪影響が出ていると言うのです。
日本も厚生労働省は、令和5年3月13日から「マスク着用は個人の判断が基本」としました。しかしながら、マスク着用の推奨場面として、「受診時や医療機関・高齢者施設などを訪問する時」などがあるとしています。
重症化しやすい、高リスクの患者や家族も病院や医院、老人施設を訪れることから、それらの場では、従来通り、マスク着用に協力するよう、人々は求められています。
その意味を理解し、協力する人が多い日本は、まだしも問題が少ない方でしょう。
一方、ラッキー・トラン博士達が、引き続き人々に熱く呼びかけているような現実も、世界にはあります。
日本にも、マスクを忌避する人達、その中には医師もいますが。