メイの記録 Ⅱ

情報戦サバイバル

中国共産党の、最終勝利への綿密な計画=インドメディア

インドは社会主義国だった当時、中国の内部情報を得やすかったため、中国の戦法に、いち早く気付くことができました。

 

新型コロナの出現に際し、ウイルスの遺伝子構造を調べ、人工ウイルスだと発表したのは、インドの医科大学が世界初です。

その研究結果を、すぐ世界中に紹介したのは、各国に亡命した中国人達のメディアでした。亡命中国人達は、インドの記事を通し、ウイルスへの警戒心を高めました。

 

しかし、それを上回るような勢いで発動されたのが、ウイルスへの警戒心を失わせる運動です。

中国、ロシア、イラン等は、自国内ではウイルスへの警戒心を高め、西側諸国に対しては逆に、ウイルス防御手段への警戒心を高めさせる戦法を取り、それが分断と混乱を世に引き起こし、問題になっています。

 

生物兵器には、激しい症状が出て致死率の高いタイプと、医師達をも油断させて広範に浸透させる緩慢なタイプとあります。

前者の場合、危険が誰の目にも明らかで、議論の余地が無いので、一致団結して警戒態勢を取ります。

後者の場合、攻撃されたのかどうかも不明なため、油断させ、広範な感染になります。

 

危機管理の原則は「大きく構えて小さく収める」。

大袈裟なくらい、事を大きく構えて対処し、被害を最小限に食い止める。

 

その原則に従わなかったため、被害を拡大させたのが、ドナルド・トランプ氏です。

その反省、懺悔もない人が再選されることを、犠牲者やその家族が許すでしょうか?

天が赦すでしょうか?

 

 

危機は危機でも、

「大きく構えて小さく収める」は、内的な協力関係を前提とします。

「自由か死か」は、外的な敵対関係を前提とします。

 

協力が必要な場面で、敵対の前提に立つことは、どういうイデオロギーに立脚し、どういう方向に導くのでしょうか?

 

 

2020年2月10日、看中国 / VisionTimesJP の貴重な記事です。

www.visiontimesjp.com