ミサイルや砲弾を雨あられと浴びせて制圧する飽和攻撃。
それと同じ戦法を、情報戦の武器として、ロシア等は日夜駆使している。
相手の戦法、謀略を知らないと、人生、家族、社会、国家に致命的ダメージを受ける。
虚偽放水の紹介 ウソ ウソ ウソ・・・・
虚偽放水:ガセネタの作り話
誤解を与えるための戦術
Neil Flambé and the Marco Polo Murders (The Neil Flambé Capers Series ...
Misinformer Tactic: Firehose of Falsehood - ScienceUpFirst
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ラトビアの大学の研究者 Pekka Kallioniemi 氏は言う。
また、プロパガンダや偽情報の迅速かつ大規模な配信を可能にしたソーシャル メディア ネットワークとも密接に関係しています。このシステムは、クレムリンが「虚偽放水」アプローチで兵器化したものです。
虚偽放水:情報豊富な時代のロシア流プロパガンダ その特徴
・圧倒的で大量かつ多方面からの働きかけ
・嘘を平気で流す厚顔無恥
・一貫性の軽視と欠落
・迅速、継続、反復的な情報発信
・要は説得でなく、混乱させ圧倒すること
・周囲への信頼低下を基に、一層不信を強化する
・議論の質より量を重視
・競合する情報を膨大な量で掻き消す
その他
・客観的事実への責任欠如
虚偽の消火ホースに対し、真実の水鉄砲では、到底対抗できない。
ロシア発のプロパガンダは、2交代制で24時間、間断無く、偽情報、半分偽情報を西側諸国の各方面へ大量発信し続け、それが厳しくノルマで管理されている。
また、イラン、中国等も、その手法を採用している。
このプロパガンダの戦法で最も注目すべきは、論理の一貫性を重視せず、自己矛盾や内部の相互矛楯を解消する必要が無く、論理の整合性を不要とし、とにかく偽情報を迅速に流布・共有することにある。
よって、彼等との、まともな対話も議論も絶望的で、相互不信と分断、対立の激化へと突き進む。反ワクチン情報の流布も、その一環だという。
カルト教団において、言動や教義の自己矛盾、内部矛楯は放置され、真剣に向き合うこと無く、そんと結果、人々が葛藤、対立、翻弄され尽くし、問題はエスカレートする一方なのと、どこか酷似している。
質ではなく量が最重要で、その厳しいノルマを課すことも酷似する。
また「虚偽の放水」は「憎悪の放水」「憤怒の放水」でもあり、どんどん怒りを増幅、繁殖させるべく、煽り続けて行く。
その先にあるのは、政権転覆、国家転覆、親露政権、親中政権、いいなりになる属国。
「自由か死か」を勇ましく掲げてデモをする彼等が導く先に、自由はあるだろうか?