まさに、何が起きているのでしょうか?
操り、操られるネットワーク。
反ワクチン・反マスク・反規制の急先鋒と見做されるQアノンは、熱心なキリスト教徒が中心になっていると思われがちです。しかし、いや、違うとする見解が米国内にあれこれあります。
そうした異なる見解もあることは、日本人も知っておく必要があるでしょう。
なぜなら、日本の反ワクチン派にも深い影響を与えているQアノンですから。
信仰の如何に依らず、ネット上では頻繁に目にする身近な問題ではないでしょうか?
Qアノン問題を、本場米国のキリスト教徒達は、どう見ているのか、その典型的な例を、以下、簡単にご紹介します。
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アトランティック誌の記事が、QAnonとして知られる政治的カルトに新たな注目を寄せています。
キリスト教徒は、この政治的カルトが世界の教会にもたらす脅威に、注意する必要があります。
以前、QAnonは、インターネットの荒らし屋として問題になりました。
QAnonは、ネットの主流サイトに広がり、陰謀の促進者は、広告、寄付の募集、および Q 関連の製品販売で、プロパガンダの収益化ができました。
その仲間達は、自身の最善の利益ではなく、グループとそのリーダーの利益を促進する行動に(知らず知らず)従事しています。
カルトは、しばしば宗教的な現象と見なされますが、これは政治的なものでもあります。
2019年、FBI は初めて、過激な陰謀論、特に QAnonを国内テロリストの脅威として特定しました。
「これらの陰謀論は、現代の情報市場で出現、拡散、発展する可能性が非常に高く、グループと個人双方の過激派を、犯罪行為、暴力行為に駆り立てる可能性が非常に高いと、FBIは査定しています。」
恐らく、ほとんどが平和的ではあるものの、一部のQAnonフォロワーは、テロの脅威、カリフォルニア州の23,000エーカーを壊滅させた放火、および法執行機関との武力衝突に関与したとされています。
陰謀論は、QAnonに触発されたドイツでの大量殺人事件、携帯電話基地局を狙った放火、ベルギー、キプロス、アイルランド、オランダでの電気通信労働者への攻撃など、ヨーロッパにも広がっています。
他の多くの陰謀論と同様に、QAnonは、もっともらしいシナリオで、想像を絶するまでに物事を歪曲します。
殆どの人は、そうした主張の真実性を見定める能力も、熱心さも持っていないため、信頼されていない掲示板で、匿名の情報源による未検証の主張を反復するだけの、非常に安易な方法に頼っています。
キリスト教徒がこの政治的カルトに関心を持つべきなのは、何故ですか?
QAnon は、私達の教会に浸透している悪魔的な動きであるため、キリスト教徒は QAnon に注意を払う必要があります。
多くの信者が、この運動の悪魔的な影響に振り回されて行くか、すでに振り回されているため、私達は注意を払う必要があります。
QAnon運動は、ヤコブの手紙が悪魔のような行動と呼んでいる誹謗中傷を頻繁に行っています(ヤコブの手紙3:15–16)。
QAnon運動は、悪魔に触発された虚偽を繰り返し支持しており、それが、自称キリスト教徒と忠実な信者とを分けます。
QAnon運動は、悪を善と呼び、善を悪と呼び、闇を光、光を闇と呼ぶ傾向があります(イザヤ書5:20)。
悪魔の働きとして、QAnon はキリスト教と相容れません。(ヤコブの手紙 3:15–16 )。
クリスチャンが QAnon の悪魔的な影響に反撃を開始するのに、早過ぎることも遅過ぎることもありません。
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いかがでしょうか?
世間一般で言われていること、思われていることと、違うと思われたかも知れません。
更に単刀直入の見解も他にあります。
そうした中で、どれが真実なのか、御自身で判断なさる一資料として、ご紹介した次第です。どうぞ、悪しからず。
上記の原文自体、3年余り前の記事ですが、今も削除されておらず、アカウント閉鎖にもなっていません。
もし苦情のある場合は、原文元にどうぞ!
原文の著者は、キリスト教の聖職者です。
長老派かも知れません。
The FAQs: What Christians Should Know About QAnon