メイの記録 Ⅱ

情報戦サバイバル・世界情勢

ナワリヌイ氏の収監されているシベリアの流刑地

右下方の赤丸の地。スターリン時代からの流刑地

 

採掘場と工場と監獄がセットの極寒地

 

 

IK-3 penal colony in Kharp in the Yamalo-Nenets region,
about 1,200 miles north-east of Moscow 66°49'09.29" N 65°47'37.12" E

 

モスクワから1,900km余り北東の地。

ナワリヌイ氏が今いるのは、どうやら、ここのようです。

幾重もの有刺鉄線に囲まれ、川風が吹き、寒さが一層厳しく、少し離れた所に採掘場や工場があります。

 

冬は日中も薄暗く極寒で、夏は蚊が大量発生する地。

 

そこに収容されたことのある人によると、到着してすぐ、看守達に四方八方から袋叩きにされ、非常に看守達が暴力的な監獄とのこと。

 

ナワリヌイ氏は、1日300km、20日間かけて、わざと遠回りして移動させられ、精神力を挫くためのあらゆる手段が取られています。

 

頭も悪い、性格も悪い、思想も悪い指導者のもとで、国民がどれほど苦労するか、その典型でしょう。

しかし、そうした指導者に引き寄せられる人もいて、カルト教団の影響を受けた人に多く、反ワクチン派に多い傾向があるようなのも、どこか不気味です。

なにも全員というわけではないでしょうが。

 

まずは、ナワリヌイ氏の生存と所在が判明しただけでも、ほっとしました。

 

氏の写真は今年4月時点です。

 

Alexei Navalny allies relieved but fearful of Arctic prison regime | Alexei Navalny | The Guardian

www.theguardian.com