採掘場と工場と監獄がセットの極寒地
モスクワから1,900km余り北東の地。
ナワリヌイ氏が今いるのは、どうやら、ここのようです。
幾重もの有刺鉄線に囲まれ、川風が吹き、寒さが一層厳しく、少し離れた所に採掘場や工場があります。
冬は日中も薄暗く極寒で、夏は蚊が大量発生する地。
そこに収容されたことのある人によると、到着してすぐ、看守達に四方八方から袋叩きにされ、非常に看守達が暴力的な監獄とのこと。
ナワリヌイ氏は、1日300km、20日間かけて、わざと遠回りして移動させられ、精神力を挫くためのあらゆる手段が取られています。
頭も悪い、性格も悪い、思想も悪い指導者のもとで、国民がどれほど苦労するか、その典型でしょう。
しかし、そうした指導者に引き寄せられる人もいて、カルト教団の影響を受けた人に多く、反ワクチン派に多い傾向があるようなのも、どこか不気味です。
なにも全員というわけではないでしょうが。
まずは、ナワリヌイ氏の生存と所在が判明しただけでも、ほっとしました。
氏の写真は今年4月時点です。
Alexei Navalny allies relieved but fearful of Arctic prison regime | Alexei Navalny | The Guardian