メイの記録 Ⅱ

情報戦サバイバル

疾病減少率に見る各種ワクチンの効果

米国での年間罹患率が、20世紀と比べ、今世紀は、どれだけ減少したかのデータです。


20世紀に比べ、各々の疾病が、ワクチンによって、どれだけ患者数の減少に至ったのか?


天然痘:100パーセント
ジフテリア:100パーセント
百日咳:89パーセント
破傷風:99パーセント
ポリオ:100パーセント
麻疹:99パーセント以上
おたふく風邪:98パーセント
風疹:99パーセント以上
先天性風疹症候群:100パーセント
侵襲性インフルエンザ菌感染症
   (5歳以下):99パーセント
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以下は、推定効果


A型肝炎:91パーセント
B型肝炎:83パーセント
侵襲性肺炎球菌感染症
  全年齢: 30パーセント
  5歳以下:74パーセント
ロタウイルス、5歳以下の入院:88パーセント
水痘:89パーセント


従来の反ワクチン運動は、医学的な見地のみの問題だったが、今起きている反ワクチン運動は、極めて政治的で、コロナだけでなく全ワクチンの否定、義務化禁止への動きになっている。


それによって米国内は、更なる昏迷と弱体化を辿り、医療は、ますます崩壊へと向かっていく。


これまで営々と築き上げてきた予防医学等の成果が、引きずり降ろされ、米国が弱体化する中、中国、ロシア、北朝鮮は、ますます強硬に出て来ている。


米国等の混乱を尻目に、中国はミサイル数の倍増へと突き進んでいる。

 

コロナ以外のワクチンに対する忌避も進むにつれ、克服した筈の感染症が再発し始めているアメリカは、果たして他人事だろうか?

 

Impact of Vaccines in the 20th & 21st Centuries