メイの記録 Ⅱ

情報戦サバイバル

ダークトライアド(サイコパシー・マキャベリズム・ナルシシズム)とコロナワクチン躊躇(反ワクチン等)との関連:イタリア

 新型コロナワクチン躊躇は、心理学で問題となるダークトライアド(サイコパシー・マキャベリズム・ナルシシズム)と関連していることが、イタリアで今年発表されました。

 

イタリアの2つの大学、ラクイラ大学の生物工学および応用臨床科学部と、テラモ大学コミュニケーション科学部による合同調査結果です。

 

ドクターストップ等の特殊事情で接種できない人は別でしょう。

コロナワクチン躊躇とありますが、コロナワクチン忌避、コロナワクチン反対を含めての調査内容でしょう。

 

それは、誰かを差別するとか、誹謗中傷するとかではなく、あくまでも複数の大学における調査研究の内容です。

 

その一方、ワクチンに心から感謝している人達を、サイコパスと呼ぶ反ワクチン派は、何らの学術的調査に基づいておらず、独断と偏見による誹謗中傷でしょう。

 

また、ワクチン接種を受けた人達を、奴隷だ、羊だ、豚だ、人間以下だ、体から毒を発散していると主張する反ワクチン派は、差別の拡散をしていますが、SNS管理者達は、放置しています。

 

その点、下記の調査や、その紹介について、誤解無きように願います。

 

敢えて訳しませんが、このイタリアからの問題提起は、軽視できないものがあります。

 

Dark Triad and COVID-19 vaccine hesitancy: the role of conspiracy beliefs and risk perception | SpringerLink

link.springer.com

 


公開日:2023 年 3 月 31 日