メイの記録 Ⅱ

情報戦サバイバル・世界情勢

呼気の奥深さ:富士山八合目の診療所

富士山八合目の診療所で活躍する大城和恵医師

八合目にある富士山衛生センターの大城和恵医師

 

一年前に見て感動した番組が、その後、YouTubeにアップされており、私は何度も見ました。山登りをしていた若き日を想い出しながら。

 

呼気は、不要な二酸化炭素を排出しているだけかと思いきや、人体って不思議ですね。

呼気の奥深さを人生で初めて知り、多くのことに納得がいきました。

 

そういえば昔、インフルエンザの高熱で苦しんだ時、一息、一息、ずっと唸っていました。

溜息をつくのも、掛け声をかけるのも、出産時の呼吸も、腹式呼吸など瞑想時の呼吸も、マスク着用時の呼吸も、吐息に圧がかかり、酸素押し込みに効果的な呼吸になります。

呼吸器疾患の人が、吐く息でロウソクの火を揺らす呼吸訓練をするのは、呼吸筋を鍛えるのみならず、同じ道理でしょう。

 

富士山八合目で酸素が薄いのに、医師が本格的なマスクをして診療し、それで平気なのは、呼気に圧がかかって、効率的な呼吸になるからでしょう。

 

マスクで病気になるとか、健康な人にマスクは不要という反ワクチン派の人達の発想では、遠く理解の及ばぬ人体の叡知です。

 

パルスオキシメーターで血中酸素飽和度が低い時、大城先生の方法を試すと、すぐに効果を確認できます。

 

はてなブログでの初投稿です。よろしくお願い致します。

 

最も短い時間で登れる分、最も険しいのが、静岡県側の富士宮ルート。
その富士宮ルートの8号目にある診療所。

富士山 標高3250m「雲の上の診療所」女性医師 厳しい環境の中で24時間、登山者と向き合う緊迫の医療現場に密着 - YouTube

 

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