メイの記録(MaskTogetherJapan)

感銘を受けたこと・世界情勢・情報戦サバイバル

ナワリヌイ氏も、きっと家族で一緒に歌った「家の若草」

「家の若草」英訳「Grass by the Home」は、宇宙飛行士が、宇宙から地球の我が家を思う心境を歌っています。

これは、ソ連時代から国民に愛されてきた歌で、ロシア宇宙飛行士と宇宙産業の公式国歌として認定されています。


ロシアで宇宙船打ち上げの日に、宇宙飛行士がホテルからバスに向かう時、そして発射場でロケットに向かう時に流れる歌だそうです。

 

歌詞には、

  母に会いたい子
  母が会いたい子
  地球も子供を待つ
  
とあります。

2月16日に獄中で殺害されたナワリヌイ氏。

その母親は、「12日に刑務所で息子と面会した。息子は生きていた。健康で、明るかった」、 いかなる「お悔やみの言葉」も聞きたくないとのこと。

17日に遺体を引取に行ったけれど、遺体は無い、引き渡せないと断られたそうです。

「突然死」が単なる「突然死」ではないということでしょう。

 

ナワリヌイ氏は2022年8月以降、様々な口実で懲罰房に、たとえば「一番上のボタンが外れていた」「歩く時、すぐに手を後ろで組まなかった」「朝、指定時間前に顔を洗った」「掃除が不充分」などで懲罰房に27回入れられ、そこで300日以上を過ごしたそうです。
繰り返し懲罰が科され、必要な医療も栄養も与えられないまま。

食事に毒を少しずつ盛られていることは、生前に漏らしていました。

 

ロシアの刑務所の恐ろしいところは、服役期間を終えても、看守が勝手に服役期間を延長できることだと言います。つまり無法地帯、無法国家。

 

チャレンジ精神旺盛な開拓者、ナワリヌイ氏を偲び、この曲をご紹介します。

 

2021年12月8日、日本の衣料品通販ZOZO創業者の前澤友作氏が、ロシアの宇宙船で国際宇宙ステーションへと出発する日、ホテルから発射場へのバスに向かって彼が歩いていた時、流れていたのは、この二人による曲でした。

映像の右下、歯車アイコン(設定)を開き、字幕→日本語 を選ぶと、日本語で歌うところで日本語歌詞が表示されます。


「家の若草」 英訳「Grass by the Home」
お色気を出して歌う歌ではないのですが、日本語歌詞があるのは、これだけ。

 

Ichigo Tanuki - Трава у дома ("Земляне" по-японски) 

youtu.be


ブラインドオーディション 子ども達の声 「家の若草」

Удалённое видео! Валерия Базыкина и Манижа Аминова "Трава у дома" ГОлос дети 2.  

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