一言一句、大切な内容です。
著者の岩永直子さんは、かつて読売新聞の有名な医療サイト「yomiDr.」の編集長でした。
2016年にHPVワクチンの効果や安全性を発信する特集を組んだところ、反対派からクレームが殺到し、長崎大学小児科教授の寄稿が削除され、彼女は医療担当を外され、地方転勤を命じられました。
医療取材を希望して読売新聞に入社した彼女にとって、それは大変つらいことでした。
読者に伝える必要のある医療記事を書き続けるために、彼女は20年間勤めた読売新聞を辞めました。
かつて彼女が攻撃に曝されたテーマを、今度はフリーで取材しています。 そこには、ワクチン後進国日本への悲願が切々と込められています。
いわゆる子宮頸がんワクチンに猛反対のキャンペーンを繰り返してきたグループには、統一教会とその流れを汲む人達がいます。