台湾最古の街の一つ「月津」にある最小にして最も完成度の高い檜の神社。
台南市に残るキャンパス神社は3 つだけですが、その中で最も完全かつユニークなのが鹽(塩)水神社です。
塩水神社は、正式には塩水小学校神社と言います。
日本統治時代、小学校校庭に作られた塩水神社は、今、天照大神を祀ることはなくなりました。その代わりに、この土地で起こった全てと歴史的重要性を将来の世代が知ることができるよう、歴史的および文化的教育的意義に満ちた分野となっています。
戦後は、孔子廟になった時もあり、神社の一部が取り壊されましたが、元に戻し、石灯籠や社殿は、再建されました。
手水舎などの付帯施設は省略されていますが、ガジュマルの大木があり、自然で素朴な優しい環境の隣には東屋もあり、そこで野外昼寝もできて、とてもリラックスできる空間です。
考えさせられますね。
こうした隣人達と先達の地道な努力に感謝です。